捜査員撮影のビデオを上映　共産党機関紙配布の公判で - z

2005/02/11 (Fri) 21:31:11

捜査員撮影のビデオを上映　共産党機関紙配布の公判で

　共産党機関紙などを配布したとして国家公務員法（政治的行為の制限）違反の罪に問われた社会保険庁目黒社会保険事務所係長堀越明男被告（５１）の公判が１８日、東京地裁（中谷雄二郎裁判長）であり、堀越被告が機関紙を配布している場面を警視庁が撮影したビデオが法廷で上映された。
　次回２月４日の公判で、撮影した警視庁公安部の捜査員を検察側が証人尋問、尾行や撮影の経緯を尋ねる。
　上映されたビデオは２本計５０分で、機関紙を入れるマンションに堀越被告が徒歩で向かい、集合ポストに配布する場面が撮影されていた。
　画面の周囲が黒く、カメラをかばんなどに入れて隠し撮りしていたとみられる。捜査員は堀越被告の約数十メートル後を徒歩で尾行しながら撮影。堀越被告が振り返ると捜査員が慌ててカメラの向きを変える場面もあった。
（共同通信） - 1月18日19時17分更新